【インプラント治療】安心の「ISQ測定」でしっかりチェックしています
2025年07月23日
こんにちは。
本日はインプラント治療の中で行われる「ISQ(アイエスキュー)測定」という大切な工程についてご紹介したいと思います。
◆ ISQって何?インプラントの“安定度”を数値で確認する方法です
ISQ(Ⅰmplant Stability Quotient)とは、インプラントが顎の骨にどれだけしっかり結合しているか(=安定しているか)を専用の機器で測定して数値化する方法です。
インプラントは、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント体)を埋め込む治療ですが、
この人工歯根が骨としっかり結びつくには時間と慎重な管理が必要です。
この「結びつき具合」を見える形でチェックできるのが、ISQ測定です。
◆ なぜISQ測定を行うのか?患者様の“安心”と“確実性”のために
従来は、治癒の目安はレントゲンや医師の経験に頼ることが多かったのですが、
ISQを使えば、科学的な数値で安全性を判断できます。
しっかり骨と結合してから上部構造(歯の部分)を取り付ける
骨が弱い・糖尿病などリスクのある方でも慎重に治療を進められる
不安な部分を早期に察知して対応できる
これにより、より確実に、そして長く安定するインプラント治療が可能になります。
◆ ISQの数値ってどのくらいなら安心?
ISQの値は1〜99で表され、
一般的には 「70以上」でとても安定していると判断されます。
骨の状態やインプラントの種類によって多少の幅はありますが、
当院では 「ISQ 60〜70以上」を目安に、個別に最適な時期で次のステップへ進みます。
◆ まとめ:見えない部分こそ、しっかり管理を
しっかりと骨と結合しているか、目に見えない部分の状態を確認するために、ISQ測定はとても大切なステップです。
不安なことがあればいつでもご相談ください。
患者様お一人おひとりに合わせた、丁寧で確実な治療を心がけています。
どうぞご安心のうえ、治療にお越しください。