2016年09月26日

このグラフを見たことはありますか？（画像はクリックで拡大します。）

これは歯のパーセンタイル曲線といいます。

パーセンタイルとはある集団１００人の中での位置を表す単位で、簡単にいうと１００人中何番目かという順位を表すものです。

グラフの横軸が年齢で縦軸が歯の数です。

交わる位置であなたが同じ年齢の人１００人の中でどれくらいの順番にいるかがわかり、その線をたどっていくことで今後の歯の本数の予測がある程度可能になります。

上のグラフであなたの年齢と歯の数が交わる点を見つけてください。例えば４５歳で歯が２４本ある人は９０パーセンタイル曲線上にあることがわかります。

これは同じ４５歳の人の１００人中９０番目であるため、平均よりも歯の本数が少ないことがわかります。

今までよりも積極的に予防処置や治療をしていかなければ１０年後には２０本、２０年後には１４本になってしまう可能性が高くなるといえます。

歯のパーセンタイル曲線による将来の歯の本数はあくまでも目安なので、適切な歯磨きと定期的な歯科検診により多くの歯を残すことが可能です。

パーセンタイル曲線の本当の目的はお口の現状を理解していただき予防に対するモチベーションを高めていただくことにありますので、これを機に一度歯科医院でお口の検診を受けてみてはいかがでしょうか。

（画像はクリックで拡大します。）

桑幡歯科医院
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