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ホワイトニングについて④

2016年02月18日

3回に渡ってホワイトニングのしくみや種類についてご説明しましたが、今回はホワイトニングの際の注意事項についてお話させていただこうと思います。
ホワイトニングはどなたでもどんな歯でもできるわけではありません。
自分の歯であること、神経がある歯であることが前提ですので差し歯などのかぶせもの、部分的なつめもの、入れ歯などの歯は白くすることができません。それ以外にもホワイトニングできない方、向かない方もいるのでご説明していきます。

①ホワイトニングできない人(絶対的禁忌)

*薬剤に対してアレルギーのある場合

*無カタラーゼ症(カタラーゼと呼ばれる酵素を持っていない場合)

カタラーゼ酵素はホワイトニング薬剤(過酸化水素)を分解する働きがありますが、無カタラーゼ症の場合は分解されずに体内に蓄積してしまいます。過酸化水素が分解されないと危険な疾患を招く恐れがあります。

②ホワイトニングに向かない人(相対的禁忌)

*妊婦・授乳中の方

妊娠中または授乳中の女性がホワイトニングを行うことで問題が発生したという報告は確認されていませんが、安全性の確立は行われていません。

*小児 

歯の成長に影響する場合があります。

*テトラサイクリンによる変色

歯ができる時期にテトラサイクリンという抗生物質を服用したために歯の色が強く変色した場合も極めて困難です。

*歯に亀裂

ホワイトニングができないわけではありませんが知覚過敏を引き起こす可能性があります。ホワイトニングの薬剤による一時的なものといわれていますが、痛みの程度には個人差がありますので痛みが強くでる場合にはホワイトニングには向かないでしょう。

*歯の発達が十分でない方(エナメル質形成不全・象牙質形成不全)

これらの疾患は歯が育成する過程において障害が起こり一部が未完成のままの状態です。不全症の場合深部の神経組織まで薬剤が浸透しやすいため薬剤の刺激で神経がダメージを受けてしまいます。そのような場合には人工的な被せ物などで対応することが多いです。

*神経がない場合

神経がない歯の場合通常のホワイトニングはできません。歯の裏から穴をあけて薬剤を中に入れて白くするウォーキングブリーチという方法になります。その場合はウォーキングブリーチが適応かどうか審査が必要です。

以上のようにホワイトニングは全ての方に適応するものではありません。ホワイトニングできるかどうか気になる方は当院までお問合せください。

ホワイトニングした直後は歯の表面を覆っている膜が一時的に除去されているため、通常より着色しやすい状態になっています。術後24時間(はがれた膜が再び形成されるまで)は色の濃い飲食物、喫煙を控えるようにしてください。また酸性の強いものも歯の過敏症の原因になるので控るようにしましょう。日常生活着色は再び起こりますので、白さを維持するためには定期的なホワイニングをお勧めします。また回数を重ねることで白さが増し長持ちする傾向があります。

桑幡歯科医院
中央区日本橋室町3-3-3 CMビル2F